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フランスで日本酒を作ろうとする日本人に対して思うこと

どうもhikaruです。




朝、NHKでニュースを見ていたら「フランスで日本酒を作る日本人」がいるという。


このニュースを見ていたら、なんか胸の中がザワザワと違和感を感じてしまった。


どうしてかと考えてみる。


正直、ビジネスチャンスはあると思う。フランスでは日本酒が一本5000円ほどで売られていることを考えると、フランスの米と水を使用し現地で製造し安価で売れば売れると思う。



私も、フランスの高いワインなど手がでないため、日本で日本メーカーが作った安価なワインをたまに飲むからその逆パターンは大いにありだと思う。


また、このベンチャー企業の経営者二人はともに31歳。夢に向かって行動していこうという気概には、好感さえもてる。


ただ

ただ……












やっぱり何かがおかしい、のだ。






例えば、この“行動力”というマインド。よくホリエモンが使う常套句だ。そりゃやらない奴よりやった奴の方がいいし、やった奴だけが成功するのだろう。


でも、子供がホリエモンのロケットを見て宇宙飛行士という夢を抱かないだろうし、同じようにフランス人がこの日本人が作った安い日本酒を飲んだところで日本酒自体を好きにはならないと思う。


なぜか?




圧倒的にその“モノ”に対する愛情が欠けているからだ。ホリエモンでいうと、プログラミングなどには愛情があるのだろう。学生の時ずっとPCを弄っていたというし。だが、ロケットはどうなのか?




私も、ワインは安い日本人が作ったものを飲むが決してハマらない。日本酒だって安い大関みたいなものを飲んでもハマらなかったと思う。新潟の酒を知ってからハマった。めちゃくちゃに。


だから、日本酒造りは“米と水。それは馬鹿でも分かる。確実にフランスで作った日本酒は不味い。断言しよう、まずい。だが儲かりそうだ。


これでいいのか?果たして。


若い時、同じような経験があった。私は映画の学校に通ってた時期が少しあったのだが、そこにいた学生は圧倒的に映画に対する愛がなかった。どっちかというと、文化祭が好きでイベントが好きで、映画作りはみんなで一緒に文化祭をやるようなノリで好きな子が大半だった。


そういった人たちが恐らく今の日本映画界のメジャー組なんだろう。結果、どうなったか。それは皆さんが劇場に足を運べば一目瞭然だ。


金儲けは素晴らしいし、資本主義の世の中。富を追い求めるのは当たり前だし、全然かまわない。


だが、このベンチャー企業みたいに「素晴らしい日本酒を世界に届けたい」というようなキャッチフレーズは正直反吐が出る。「日本酒というトレンドで世界に打って出る」のような感じにしてほしかった。


しかも、この経営者の一人は老舗蔵元の跡継ぎという。

伝統や文化は、時として革新する際の足かせになる。それはそうだ。だが伝統や文化を一切無視して先へ進むことは泥沼に足を突っ込むことだと切に思う。


だから、私はこの人たちがフランスで大いに失敗してくれることを切実に願ってやまないのだ。




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